今年の梅仕事のスタートは6月中旬、実家になった梅での梅酒作りから。
そして7月に入るとすぐ、毎年取り寄せる無農薬有機栽培の完熟梅が、奈良県から届きました。
この梅が届くと慌てます!私の予定など当然お構い無しに(笑)、梅の完熟具合で届くので…ちょっと慌てます
この完熟梅で
梅干しと梅ジュースを作るのですが、
まずは、使うビン等の殺菌と布巾の煮洗いをしなければ!!!
何事もそうかもしれませんが、『準備』を怠ると失敗につながってしまうので、
早く梅に取りかかりたい気持ちを抑えて…
梅仕事は『準備』が一番!と自分に言い聞かせます。
さて、
梅酒や梅ジュースに使うお砂糖。
皆さんは何をお使いですか?一般的には氷砂糖ですね。
せっかく自家製なのだから、私は毎年てんさい糖や粗糖などで作っています。
難点がひとつ。
梅ジュースは「3日間くらいでお砂糖を溶かしきる」のが理想(コツ)なので、
毎日、気づけは重いビンを回して回して…頑張って…
しかし、なかなか溶けてくれないので必死です。
でも、今年は北海道てんさい糖100%を自然結晶させた氷砂糖がこいけやに入荷したので、
粗糖と半々でこの氷砂糖を使いました。
さすが氷砂糖は梅への浸透が早いので、梅の水分も出やすく溶けが良く、助かります!
※梅酒は、ホワイトリカーをたっぷり注ぐため(水分が多いため)どんな砂糖でもわりと溶けやすいようなので、てんさい糖+粗糖で作りました。
梅ジュースは冷水や炭酸水で割ると、夏の疲れを癒してくれる美味しさです。
(かたい青梅で作るより完熟梅のほうが香り高いシロップになるので私は好きです)
梅仕事は、最初のひと手間だけで、あとは"時間"に委ねるという作業。
待つというのも大事な仕事ですね!